今後の造船業に対する期待

日本は島国で戦後、造船業は花形産業で有った
なぜここまで造船業が衰退したのか、色んな方が似たような会話をされていますが
では実際はと言うと国、企業とも自分本位で予算も八方美人的に周りに振りまく、企業は生きていくために仕方なしと海外に進出及び発注
我々の設計業界はもっと悲惨、オイルショック後造船所は社内コストを下げる為に詳細設計の発注を進め潤った時期も有った
だが、数十年外注設計は単価も上がらず詳細設計で有ると言う理由から工員扱いが続いている。

現在では我々のお客さんで有る造船所事態の事情の変化(廃業、統合等)、鋼材価格上昇に依る新造船の減少等で作業量も可成り減少傾向
この中でどう生き残っていくか・・

外国に目を向けると韓国、中国の台頭で押されているように見えるがそれらの国は国の政策で国益を守る為
大企業は自国の設計を使い自国の造船所へ発注、国が造船所に補助金をだしている
日本に目を戻すと造船業だけに補助金をと言う方策は出来ないのかもしれないが、国を担ってきた造船業に対し無情ではないか

今後の期待は船主は船価の問題が有ろうが国内発注、国は国際航海船で国内発注する場合は補助金を出す等で
国内の造船所をもう一度反映に導いてほしい

設計(コンサル等)についても国内発注を進めて頂きコンサル・設計が一体と成った会社が増えることを願う
その為には設計は技術者で有る意識で金額的に有利な状態で発注が進まないと若者の入社・教育が出来ず
若者の造船設計離れはより進で有ろう

海外船に動き有り、多分だが中国のゼロコロナ政策も終了し今後中国の荷動きが期待され運賃も上昇気味と思われる
したがって鋼材高騰に運賃が追い付いてきていると考えられ停滞していた船主の建造意欲も出てきている様子。

IoSによるデーター集積利用、官学に依る自動化運転の実装・普及に向けた取り組み、オールジャパン大手造船設計合流による強化・今後の造船に明るい兆しが??・・

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