当社は我が国の大手、中手、小手造船所から依頼を受け造船の設計を行う事を目的として昭和42年に有限会社として誕生しました。その4年後・昭和46年に株式会社に変更し平成29年で創立50周年を迎えます。
半世紀に渡る豊富な船舶設計実績を生かし、国内単独船舶設計最大手の会社として更なる発展を目視し、最近では海外の案件も進めています。
海外案件として中国本土各地、台湾と事業展開し今後の引合いとしシンガポール、インドネシアと案件が進捗中、日本で培った技術で海外へも更なる発展を目指しています。
トピックス





気になるニュース:
54. NYK 既存バルクに風力推進アシスト装置導入・今後各社でGHG削減の動きが加速する
55.MOL 2030年までにLNG・メタノール燃料の外航船を90席就航計画
56. 内航船(499GT)レベルの造船所へもメタノール積載ケミカルの引き合いが
増えている事から 今後当面の燃料としてメタノールが有効ではないか・・
メタノール(ケミカル分類ではメチルアルコール)はIBCコードTYPE3に
分類され危険物扱いでは有るが常温で運送でき次期燃料としては有望
57. 日本郵船が日本発の船舶間アンモニア燃料供給用装置開発に乗り出す。
今後の燃料事情


a. LNG・二酸化炭素量は多少少ないがカーボンフリーには程遠い・水素、アンモニアのかけ橋
削減率:SOx 100%, NOx 85%, CO2 40%
b.

c. 水素・貯蔵が大変(-253℃、体積比重4.5倍)
d.

但しN2O、NOxの発生に問題あり、体積比率2.7倍
e. バイオ燃料・供給量さえ確保できれば可能
f. 最近バイオメタノール船の初注が進んでいる、今後増えるのか
(何にしてもインフラが鍵)
g.MOL 世界発バイオメタノール船実施
GHG(温室効果ガス)排出量ゼロ
バイオメタノールは熱量当たりでC重油の2.39倍の容積を必要とするが
意外と取り扱いが容易な為、今後の燃料として期待されるかも
現在メタノール燃料船は25隻就航、メタノール燃料船の発注残はコンテナ船
を中心に約100隻まで積みあがっている。
常温常圧で液体の為取り扱いが容易、世界約130港の周辺にインフラも有り
今後のインフラ、建造のハードルも低い
今後、日本の造船が衰退しない為の一歩
1.オールジャパン
2.新燃料の早期確定・インフラ整備が鍵
3.他国に負けない技術・早期自動化運転の実現

新着情報
・旧テクニカルインフォメーションはNKホームページ参照・TEC-1293 第79回海洋環境保護委員会(MEPC79)開催・EEDIフェーズ4規制の検討、船上CO2回収装置等
・TEC-1295 シップリサイクル条約/欧州規則への対応について(リベリア籍船の取扱い)
・TEC-1297 パナマ政府より、同国籍船のPSC拘留数の削減及びPSC成績の改善に向けた措置に関するMerchant Marine Circular MMC-380が発行されています
・TEC-1298 パナマ船籍に搭載されるイマーションスーツについて、merchant Marine Circular MMC-144(2023年4月付)が改正されました。
・TEC-1299 欧州排出量取引制度(EU-ETS)の海運セクターの適用及び燃費報告制度に関する欧州規制(EU-MRV)の改正について
・TEC-1300 シップリサイクル条約の発行:バングラディシュ及びリベリアが批准したことにより条約の発効条件が整ったので2025年6月26日に発行が決定した
・TEC-1301 パナマ籍船におけるLRIT Conformance Testについて、今般、通知文章 Merchant Marine Circular MMC-195(2023年5月付け)が改定された
・TEC-1302 Tokyo及びParis MoUより、PSC共同集中検査キャンペーンを実施すると通知された
・TEC-1303 MSC 107の審議結果の紹介
・TEC-1304 SOLAS II-1 Reg.3-8改正による曳航係留設備の新要件について
・TEC-1306 Caribbean Mouにおける"Fire Safety Systems"及び"Pilot Ladder Transfer Systems"に関するPSC集中検査キャンペーンについて
- 新規案件 及び 引合い案件
- 国内:高校漁業練習船、県漁業調査船、コンテナ、フェリー、RORO、上陸艇、海外沿岸警備艇、コンロー船、小型船等
海外:89kDW Wood Pulp Carrier (鋼材高騰に運賃が追いつき始めたのか船主に動きが出てきた、春終盤には建造に向かう可能性有り) - 現在設計進捗している船種
イカ刺し網船、冷凍船、コンロー船、ヘビーRORO、上陸艇、高校漁業実習船
最新社内イベント情報
コロナが明け、久々に社員旅行令和5年5月20日